
フェレットの飼育に欠かせないのが、主食となるフェレット専用フード。近年では国内外のメーカーからさまざまな種類のフェレットフードが販売されており、飼い主が選べる選択肢も増えてきました。
そこで今回は、フェレットフードの基本的な選び方から年代別の与え方まで詳しく解説!逆に食べさせてはいけないNGリストもあわせて紹介します。フェレットを飼い始めたばかりの人も、最近のごはんについてお悩みの飼い主さんもぜひ参考にしてみてくださいね。
どんなごはんが最適?
フェレットは完全肉食動物。だからといって、スーパーなどに売っている人間用の生肉を与えれば良いというわけではありません。フェレットは、獲物となる動物の内臓や骨などの全てを食べることで生きるために必要な栄養素を摂取しています。
そのため、必要な栄養素があらかじめ含まれているフェレット専用フードを選ぶのが最適。“高たんぱく・高脂肪・低繊維”のフードを選んであげましょう。なるべく鶏肉がベースでたんぱく質が36%以上、脂肪分15%以上のものを選ぶのがおすすめです。
どうしてもフェレット専用フードが手に入らない場合は、キャットフードでも代用が可能。その際には、原材料のメインが獣肉であるものを選びます。魚肉を使ったキャットフードやドッグフード全般はフェレットの健康を害するため、絶対に与えないよう気を付けましょう。
フードの選び方のコツ

フェレット専用フードでも、粒の形状や食感、成分の配合比率は商品によってさまざま。自分のフェレットの好みや体質に合わせてフードを選ぶのがベストです。
フードに対して食いつきが良くなければ、好みではない可能性がありますし、下痢状のフンが続くようであれば、フードの成分がフェレットの体質に合っていないのかもしれません。
以上のような状態の場合、フードの種類を変えてみて変化があるかどうか観察してみましょう。この流れを繰り返していけば、自分のフェレットが好むフードが見つかるはずです。
[Tips] おすすめのフードの与え方
フェレットは決まった主食を食べ続けていると、違う内容の主食に変えたときになかなか食べようとしない傾向があります。
何らかの理由でいつものフェレットフードが手に入らない、他のフードに切り替えたいと思った時に、食べなくなってしまったら…と思うと、とても心配ですよね。
そんな事態を未然に防ぐために、日頃から何種類かのフードをブレンドして与えておくと、フードの切り替えもスムーズに進められるのでおすすめです。
食事量の目安

1日に与えるフェレットフードの総量は“体重1㎏あたり50~80g”が目安。飼育環境や運動量はフェレットによって異なり、必要なエネルギーも変わってきます。
毎日のフンの状態を見ながら、硬ければ食事量を増やす、反対にゆるければ量を減らすといった調整をしてあげましょう。
世代別フェレットの給餌ペース

フェレットの1日に与える食事のペースは、成長度合いによって変わってきます。おすすめの給餌ペースを世代別に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
赤ちゃんフェレット(生後6週間~3ヶ月)
生後6週間~3ヶ月の赤ちゃんフェレットの食事は、お湯でふやかしたフェレットフードを与えます。ふやかしたフードは傷みやすいため、1日2~3回程度は新しいフードに交換し、いつでも食べられるようにしましょう。また、成長度合い(歯の成長)に合わせて徐々に固いフードだけにしていきます。
外出などで長時間家を空けなければならないときは、フェレットが食べたい時に食べられるよう、ケージ内にフードを多めに置いておいてあげましょう。
大人のフェレット
生後三ヶ月ころには乳歯から永久歯に生え変わり、いよいよ大人の仲間入り。食事の回数は朝夕の1日2回程度に落ち着きます。食事の時間帯は毎日厳密に守る必要はなく、フェレットの様子を見ながら1日に与える量と回数を調整してあげましょう。
シニアのフェレット
フェレットは、4歳程度の年齢になると人間でいう50歳程度の年齢となります。この頃になると代謝も落ち病気になるリスクも増えるため、消化吸収の良い繊維質の低いものなどがおすすめです。
また、病気や固いドライフードが食べられない状況となった場合、食事の代わりとして、流動食タイプの総合栄養ミルクを使用することもあります。フェレットの健康状態などにも注意し食事を与えていきましょう。
与えてはいけない食べ物リスト

ここまで、フェレットの食事について詳しく解説してきましたが、最後に絶対に与えてはいけない食べ物をまとめてご紹介します。
ご飯やおやつとして与えることはもちろん、部屋で遊ばせているときの誤食を防ぐためにも、ぜひ頭に入れておきたいリストです。ぜひ目を通しておきましょう!
・イカやタコ、甲殻類や貝類 →ビタミンB1を壊す成分が含まれており、「ビタミンB1欠乏症」になる可能性も
・チョコレート →フェレットにとって有害な「メチルキサンチン」を含む
・アルコール →死亡例あり。絶対に与えてはいけない
・お茶やコーヒー →フェレットにとって有害な「カフェイン」や「テオブロミン」を含む
・牛乳 →体内で分解できず、下痢を引き起こす原因に
・スナック菓子 →過剰な塩分摂取により、塩分中毒になる可能性も
・キシリトール →肝不全を引き起こす可能性あり。大量に食べた場合は命の危険も
まとめ
いかがでしたでしょうか?最後に紹介した“与えてはいけないリスト”の中には、少量食べただけでも命を落とす可能性がある非常に危険な食べ物も入っています。大切な家族であるフェレットと健康に末永く暮らすために、口にするものはしっかりと管理してあげましょう。
今回解説したことを覚えておけば、フェレットフードについての基礎知識はばっちりです。さっそく自分のフェレットに合ったフードをショップで探してみましょう!









