フェレットの日常のお世話

フェレットと一緒に生活していると、基本的な生活サイクルが決まってきます。
ケージの中だけでの飼い方ではなく、遊ばせる時間を作り、一緒にコミュニケーションを取って暮らしていきましょう。

毎日のお世話

毎日すること

ご飯とお水の交換やトイレの掃除を行いましょう。
また1日に1度はケージから出して遊んであげましょう。

1日のほとんどは寝て過ごす

フェレットは1日の大半は寝て過ごします。
通常、フェレットは短時間に集中的に遊び、他の時間はぐっすり眠るというサイクルで、時には抱き上げても起きないほどの深い眠りについている事もあります。

1日のほとんどは寝て過ごす
1日のほとんどは寝て過ごす
1日のほとんどは寝て過ごす

フェレットが快適に過ごせる生活スタイルとは

フェレットを飼う際は飼い主が留守にしている間や目を離している時はケージの中だけで生活をしてもらうのが理想的です。

ケージの中のみだけですと運動スペースが限られる為、運動不足やストレスの原因となります。その為、時間が取れる際は遊ばせてあげるように心掛けたり、一緒に遊べるよう複数での飼育をするとよいでしょう。

生活スタイル

また、いつでも放し飼いにする場合は、飼い主のいない間に事故や誤飲などを起こす恐れがありますので、その際には安全に過ごせるようにお部屋の環境を整えましょう。

一緒に遊ぼう

社交的で遊ぶのがとっても大好きなフェレットなので1日1回はケージから出してあげましょう。
遊ぶ時間などは特に決めなくても飼い主の生活サイクルに合わせて、空いてる時間を利用して遊び、
忙しい時はご飯やトイレ掃除など日常のお世話の時に短時間でも出してあげるようにしましょう。
元々夜行性の動物と言われていますが、ペットとして繁殖されているのであまりその時間に縛られる必要はありません。

一緒に遊ぼう
一緒に遊ぼう
一緒に遊ぼう

毎週のお世話

お世話

耳そうじ・爪切りは1週間に1回が目安となります。
ケージの掃除やハンモック、敷き布の交換は1週間に1~2回を目安に行いましょう。
怠ってしまうと臭いの原因や、フェレットの体調不良にも繋がります。

毎月のお世話

フェレットの身体は脂を分泌する習性があり、放置すると皮膚の炎症や、毛穴汚れ、皮脂詰まりになる恐れがあります。
その為、身体を綺麗に保つために、毎月1回程度シャンプーを行いましょう。

あまり頻繁に行うと、より強く臭いを出そうとし逆効果になる恐れがあります。

季節ごと・毎年のお世話

春から秋にかけては蚊の出る季節になります。
蚊を媒介としたフィラリアという病気になるのを防ぐために獣医さんよりお薬を処方してもらいましょう。

また、ジステンパーのワクチンも徐々に薄れてきますので予防接種は毎年行いましょう。
日頃から定期健診を行い健康チェックをしてもらうのもよいでしょう。

他の動物と飼う時の注意

子犬、子猫、人間の赤ちゃんなどの場合

フェレットは遊び好きで社交的な性格をしているので、どのような動物にも基本的にはコミュニケーションを取ろうとします。
しかし、フェレットの遊び方はテンションが高い為、注意をしましょう。

特に加減が出来ないベビーフェレットの遊びは注意が必要です。
一緒の部屋にいる場合には絶対に目を離さないようにしましょう。

フェレットより小さい動物の場合

フェレットは肉食動物の為、小鳥やハムスター、ウサギ、モルモットなどの体格がフェレットよりも小さい小動物は本来、捕食対象となります。
稀に、フェレットが他の小動物と共存している姿を見る機会もありますが、安全面を考慮すると接触をさせないようにしたほうが良いでしょう。

同じ家で飼う場合は、フェレットとの接触に配慮し、脱走などがないように注意しましょう。
また、猛禽類はフェレットを捕食する立場の動物なので、部屋を分けた方が良いでしょう。

成犬や成猫の場合

成犬や成猫の場合には、上手に遊べる事が多いです。
しかし動き回るフェレットを必要以上に追い掛け回してしまう事もあるので必ず目の届く範囲で遊ばせましょう。