飼育用品の選び方

フェレットを飼うためにはケージやトイレ、ご飯皿や水飲みなど色々なグッズが必須となります。
フェレットが快適に過ごせる環境を作れるよう、上手に選んであげてください♪

ケージ

最近はフェレット用として販売されているものもいくつかありますが、ポイントとしては下記の条件に
当てはまるものがよいでしょう。

網目の間隔が狭いもの

網が縦筋で間隔が狭い
網目の間隔が広いとフェレットがすり抜けてしまう恐れがあります。
できるだけ網目の間隔が狭いものを選びことで脱走の心配もなく安心です。

床面積が広いもの

床面積が広いもの
地面での生活が基本で活発なフェレットにとっては床が広いほうが生活しやすい為、大きいトイレを置いた時の生活スペースが確保しやすいです。
(大きいトイレはトイレのしつけに必ず役立ちます!)
また、スノコは足を挟む危険があるため、備え付けの場合は外しましょう。

出入口が大きいもの

入り口が大きい
フェレットが出入りしやすい上、大きいトイレなどの出し入れがしやすいため、ケージ内のお掃除が楽にできます。

網に弾力性があるもの

網に弾力性がありぶつかっても怪我をしにくい
遊んでいる時にぶつかっても衝撃を吸収する為、怪我をしにくくより安全です。
また、噛んでケージを引っ張った際にも歯の負担を軽減できます。

高さがあまりないもの

網に弾力性がありぶつかっても怪我をしにくい
フェレットはよじ登るのが好きな仔が多いですが、高さの感覚が乏しく落下事故などの危険もある為、2階建てなど高過ぎるケージは控えましょう。

トイレ

トイレ

フェレットは角でトイレをする習性があるので、それを生かして覚えさせていきます。トイレの形としては、なるべく大きく四角い物で、奥行きがあり側面の高さのある物が良いです。フェレットがトイレをする際囲まれていると安心してできます。

三角形のものだと、身体がすっぽり入らず落ち着かないのか、他の場所でする傾向にあります。また簡単にひっくり返したり、それを防ぐために固定すると、意地になって動かそうとする子もいます。
四角いトイレだと安定して倒れない上、いくらでも動かせるので意地になって動かそうとするフェレットもほとんどいません。
三角形でトイレを覚えにくい子でも、四角形に変えるとかなりの成功率になります。

トイレ砂

固まるものはNG!

→誤飲した時にお腹の中で詰まってしまいます。

粒の重量が軽いものもNG!

→フェレットが砂を掘っても飛び散りにくくなります。

もちろん、身体に害のあるものもNG!

→木のチップなどは皮膚にささったり、アレルギーを起こす場合があります。
トイレ砂をトイレに敷く時は、底面が見えない程度に浅く敷きます。

注意)深く敷き詰めると、フェレットが掘って遊んだり、足元が不安定になりトイレをしずらくなります。

ご飯皿

ご飯皿

フェレットのご飯皿に適しているのは、陶器製のように重たくてひっくり返されないものがよいでしょう。
また、淵に返しがついているとご飯をこぼされにくく便利です。

水飲み

水飲み

1日に何回もお水を飲むフェレットは、新鮮な水がいつでも飲める環境が必要です。
お皿に入れておくとこぼしてしまうので、給水ボトルのタイプがいいでしょう。
ボトルの大きさは300ml以上あれば1匹の1日分以上はありますので安心です。
飲み口の太さも鉛筆くらいの細さだと、水の出る量が少なくフェレットが先をかじる場合があるため1cmくらいあったほうがよいでしょう。

ハンモック

フェレットは丸くなって寝られる場所が大好きです。
形やデザインなどさまざまなものがありますので、お家のスタイルや季節に応じて使い分けるのがよいでしょう。

ハンモック
ハンモック

敷き布

ケージをそのまま使用すると足が滑りやすいので大きい布を床全面に敷くのが良いでしょう。
布を敷くことで身体の脂分を拭きとってくれるので、ケージも汚れにくく、フェレットも毛づやが
よくなりニオイも抑えられます。
汚れ具合にもよりますが、1週間に1回~2回程度交換してあげるとお部屋のニオイも抑えられます。
また、布を敷くことでトイレとの区別もつきやすく、失敗しにくくなります。
布の種類は爪がひっかかりにくい綿素材だと、フェレットにも安全で洗いやすいので便利です。

敷き布
敷き布

おもちゃ

フェレットが楽しく過ごすためには遊び道具も必要です。
布のボールやゴムのおもちゃ、チューブや猫じゃらしなど様々な種類のおもちゃがありますので
お家での遊び方で使い分け、飽きさせないようにするのも長く遊んでもらう秘訣です。
ただしケージに入れっぱなしにして壊されてしまうと誤飲してしまう恐れもあるので注意してください。

おもちゃ
おもちゃ